ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報

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ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報について (つくば局)

上の図は有害紫外線モニタリングネットワークのつくば局で観測された紫外線の測定値から計算されたビタミンD生成紫外線の照射量を準リアルタイムで示しています (W/m2)。雲が存在し、太陽が見え隠れする場合は、その値は大きく変動します。下の図は上の図をもとにして正時刻の30分ごとの平均値のビタミンD生成紫外線量を左側の縦の軸で表しています。このことによってそれぞれ30分毎の平均的な必要な日光照射時間を見積もることができます。

一方、右のカラー表示した目盛はその時に、10分間照射した場合に、体内で生成されるビタミンDの量 (µg) を ① 600 cm2 、 ② 1200 cm2 の面積の肌を露出して天空に向けたとした場合のそれぞれについて示しています。600 cm2 は平均的な成人の顔と、両手の甲の面積に相当します。顔と手の甲に加えて両腕を同時に、または膝から下の部分などを露出することによって 1200 cm2 程度の紫外線照射を可能にします。場合によっては積極的に全身 (日光) 浴をすればきわめて短時間に多くのビタミンDを得ることができます。ここに示された結果は平均的な日本人のスキンタイプを国際標準 (SPT) のⅢとして計算しています。

上の図は有害紫外線モニタリングネットワークのつくば局で観測された紅斑紫外線量の測定値で、ビタミンD生成紫外線のグラフと同様に準リアルタイムで時間変化を表しています。下の図は上の図をもとに正時刻の30分ごとの平均値を棒グラフで表現しています。

なお、各観測地のビタミンD生成・紅斑紫外線量情報グラフは以下リンクからご確認いただけます。

落石岬局 (北海道)、陸別局 (北海道)、札幌局 (北海道)、青森局 (青森県)、つくば局 (茨城県)、横浜局 (神奈川県)、名古屋局 (愛知県)、大津局 (滋賀県)、大阪局 (大阪府)、宮崎局 (宮崎県)、波照間局 (沖縄県)。

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