調査地(マレーシアの熱帯林)


調査地

High Tree

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調査地の詳細


パソ
パソ森林保護区(低地フタバカキ林)

首都クアラルンプールの南東70kmにある、丘陵フタバカキ林の一つです。森林総合研究所及びマレーシア森林研究所が共同で設置した6ヘクタール永久調査区が設置されています。本共同研究ではこれらの調査区を利用し、樹木の分布やサイズ、落葉落枝、種子供給量などの継続調査を行っています。また、保護区内には林冠アクセス用のタワー(52m1本、30m2本)があり、日射、気温、湿度、風向風速、雨量、二酸化炭素濃度などの観測を行っているほか、林冠における昆虫、鳥類の調査、植物の環境応答の測定も行っています。

パソの様子

セマンコック試験林
セマンコック試験林(丘陵フタバカキ林)

この試験地は、丘陵フタバガキ林の保護林であるセマンコック森林保護区内に1992年に設定しました。面積は6ヘクタール(200m x 300m)、標高は約400メートルです。マレーシアの首都、クアラルンプールから保養地として有名なフレーザーズヒルに行く途中にあります。Shorea curtisii(フタバガキ科)の優占する典型的な丘陵フタバガキ林です。

セマンコックの様子

パソ
ブキッタレ水文試験地

この試験地は、マレーシアの首都クアラルンプールから北に約80kmに位置する(北緯:3°31′、東経:101°35′)。本試験地は、マレーシア研究所(FRIM)と森林局によって、天然林を早生樹種に転換したときの水文特性の変化を明らかにするために、1989年に設けられました。

ブキッタレの様子

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