パソ森林保護区(低地フタバカキ林)
首都クアラルンプールの南東70kmにある、丘陵フタバカキ林の一つです。森林総合研究所及びマレーシア森林研究所が共同で設置した6ヘクタール永久調査区が設置されています。本共同研究ではこれらの調査区を利用し、樹木の分布やサイズ、落葉落枝、種子供給量などの継続調査を行っています。また、保護区内には林冠アクセス用のタワー(52m1本、30m2本)があり、日射、気温、湿度、風向風速、雨量、二酸化炭素濃度などの観測を行っているほか、林冠における昆虫、鳥類の調査、植物の環境応答の測定も行っています。
パソの様子