CO2濃度と後方流跡線の時間変化

CO2濃度と後方流跡線の時間変化について

国立環境研究所 地球システム領域 地球環境研究センターの地球環境モニタリングステーションである波照間ステーションおよび落石岬ステーションで観測された毎時間のCO2変化と、ステーションの上空500m地点における大気塊の5日間の後方流跡線をアニメーションで表示します。

流跡線モデルについては、こちらをご覧ください。

計算期間 【波照間】1994年〜2020年
【落石岬】1996年〜2013年
計算開始地点 【波照間】北緯24.0608度、東経123.8093度、地上500m
【落石岬】北緯43.1602度、東経145.4973度、地上500m
流跡線の長さ 5日間
移動経路算出モデル 3次元（Kinematic）法
時間積分方向 後方
年
月
日
人為的なCO2排出は、地球温暖化の大きな要因です。この動画は波照間ステーションと落石岬ステーションで観測された毎時間のCO2変化と、ステーション上の高度500m地点から出発した5日間のバックトラジェクトリー（後方流跡線）を示したものです。一般的に、CO2の発生源や吸収源と考えられる地域を通ってくる場合、CO2濃度に大きな変動がみられます。しかし、その変動の大きさは、季節や気象条件、後方流跡線の高度や計算の不確かさなどといった多くの要因に影響されます。
co2 trajectory animation