落石岬ステーション

落石岬は、北海道東部の根室半島の付け根に位置し、周囲を切り立った崖に囲まれた小さな岬です。岬の内陸中央には落石湿原や、天然記念物のサカイツツジの南限自生地があり、岬の大半は自然保護地域に指定されています。 観測ステーションは、岬の南端に位置し、海抜42mの崖上に所在しています。 岬の基部には落石漁港や住宅地がありますが、観測所から約2km程度離れていることや、観測塔の地上高約50mの位置から観測大気を採取しているため、それらの影響はほぼ見られません。

ステーション外観

ステーション外観
所在地 北海道根室市落石西243-2
北緯:43° 9′ 37″
東経:145° 29′ 51″
海抜:約42m
敷地面積 3,900平方m(民有地借地)
観測棟 構造:アルミパネル構造一階建
床面積:83.4平方m
観測塔 高さ:52.5m
構造:支線型鉄骨造
大気採取高:51.5m
竣工 1994年3月(1995年10月観測開始)
観測対象 日本北部における温室効果ガス等の大気量成分のベースライン
#GAW No. GAW#COI243N00

ステーション内部

ステーション内部

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