地上ステーションモニタリング(波照間・落石岬)

沖縄県の波照間島と北海道の落石岬に地球環境モニタリングステーションを設置し、波照間では1993年から、落石岬では1995年から大気中の温室効果ガス濃度の高精度測定を自動で実施しています。
この2つのモニタリングステーションでの観測は、北半球中緯度帯における代表的な温室効果ガスの濃度変動を明らかにすることや、特に東アジア縁辺域に位置していることから、東アジアにおける温室効果ガスの放出状況を捉えることが期待されており、各種逆解析研究などで活用されています。