気候変動問題に代表されるような、地球規模で起きる環境問題の現象解明、将来予測や影響評価などの研究を円滑に行うためには、全球的かつ多分野の情報が必要です。また、これらの地球環境問題の影響は広範囲に及ぶため、立場や考え方の異なる様々なステークホルダー(利害関係者)の間で、その対応について議論されるようになってきました。このため、地球環境問題に関する研究成果を一般の方々にも分かりやすく提供する必要性も高まっています。
国立環境研究所(NIES)地球システム領域(ESD)地球環境研究センター(CGER)では、地球温暖化をはじめとする地球環境問題に関する自然科学・社会科学分野の研究で得られたデータや成果を収集・整備し、公開する基盤データベースとして、地球環境データベース(GED)を構築しました。