PC用サイトへは上のバナーからはいれます
解説
はじめに
- このモバイル用簡易サイトは、体内でのビタミンD生成のためにどの程度の日光照射時間が適切かを外出先でも容易に知ることができるようにする目的で作られました。
- 現在の紫外線量などより詳細な情報は、ページ上部の「ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報」のバナーから入れるPC用のサイトで公開しています。
- ビタミンDは食物(きくらげ等のキノコ類やイワシ、サケ等の魚類など)からの摂取も重要です。特に冬季の緯度の高い地域ではどうしても日光照射による体内での生成は不足しがちですので、食物から、場合によっては栄養補助食品も使って、十分な量のビタミンD を摂取するよう心がけてください。
表示するデータの説明
- 「現在の速報値」では、観測局、肌の露出部分の選択に応じて、直前の観測データに基づく「お勧めする日光照射時間」および「日焼けしないための日光照射時間」が表示されます。「過去の平均値」では、過去のデータに基づく、同様の平均的な値が表示されます。選択内容の詳細は「データの選択方法」の説明をご覧ください。
- 何らかの理由で観測局におけるデータが得られない時は、値が表示されないことがあります。
- ビタミンDの必要摂取量を成人で一日に15μgとし、そのうち5μgを食物からの摂取で、残りの10μgを紫外線から体内で生成すると仮定して、それに必要な照射時間を算出し、「お勧めする日光照射時間」として表示しています。なお、毎日この時間の日光浴が必要なわけではありません。体内のビタミンDは約10日程度保持されるといわれますので、この期間で平均的にこの時間日光を浴びていれば大丈夫です。
- 平均的な日本人の肌のタイプを想定しています。肌のタイプにより適切な照射時間は増減します。詳しくはPC用のサイトをご覧ください。
- ビタミンDの生成に寄与する280nmから315nm付近の波長帯の紫外線は同時に、長期の照射により皮膚がんや白内障発症のリスク増大など、健康への悪影響のあることも知られています。本サイトでは悪影響を最小限とするため、日焼けが始まる紫外線量を最少紅斑紫外線量(MED)として算出し、それに到る照射時間を超えないように注意喚起しています。もしそれ以上の時間の照射が想定される時は、日焼け止めなどの使用が推奨されます。
データの選択方法
- 「肌の露出部分の選択」では、夏以外の季節で一般的な顔と手を露出した場合(露出面積600cm2と仮定)と、夏の暑い時期に多くなる腕と脚も露出した場合(1200cm2と仮定)を選べるようにしています。季節や生活スタイルに合わせてお選びください。
- 「観測局」の選択では、全国12地点の中で、ご自分の住まわれている地区に近い観測局をお選びください。お近くに観測局がない場合には、最寄りの観測局を複数選び、距離に応じて按分した平均値を目安にするとよいでしょう。
- 「データ種の選択」では、現在の速報値か、過去の平均値を選べます。「速報値」では、今日の天気で観測されている紫外線量に基づいて算出された、お勧めする日光照射時間が表示されます。ただし、観測してから表示されるまで1時間程度の遅れがあることをご承知ください。
- 「データ種の選択」で「過去の平均値」を選ぶと、この時期(月・旬)の平均的な天気に応じた正午頃のお勧めする照射時間が表示されます。さらに、ドロップリストから月と旬を選ぶことにより、任意の時期に対してお勧めする照射時間が表示されます。この平均値は2014年以降の実際のその観測局での観測値に基づいています。