GEMS/Water St. No.080026
霞ヶ浦ステーション9(湖心)
カテゴリー:トレンド(水質傾向)
国立研究開発法人 国立環境研究所
(茨城県つくば市小野川16-2)
霞ヶ浦は日本で2番目に大きな湖(霞ヶ浦は西浦・北浦・外浪逆浦{そとなさかうら}・北利根川・鰐川・常陸利根川の各水域の総称)、平均水深4m、最大水深7mの非常に浅い湖である。 風が吹くと簡単に全層が混合される。
調査地点は霞ヶ浦の西浦。 湖心(ステーション9):西浦の中央部。霞ヶ浦(西浦)の湖心にあたる国土交通省湖心ステーション脇のポイントである。
毎月1回、10日に近い水曜日。
2mのカラム採水器で表層から2mまでの水を採水する。
pH, 透明度,電気伝導度,溶存酸素,水温,SS, 懸濁性リン,溶存リン,総リン,アンモニア,懸濁性有機態窒素,溶存有機態窒素,硝酸イオン+亜硝酸イオン,溶存マグネシウム,溶存ナトリウム,溶存カルシウム,溶存カリウム,反応性ケイ素,懸濁性有機態炭素, COD,クロロフィルa
10年ほど前より無機態の懸濁物質が増加して一次生産が減少傾向にあった。 昨年あたりから、再びアオコの増殖が観察され、水質変化が起きていると考えられるが、未だ水質項目には明確に反映されていない。